FP64計算向けGPU 搭載ミドルタワー型GPU計算機、ワークステーション

CPU数CPUメモリGPUモデル名備考
1Intel Core i9 (Core-X) or Xeon W-2000DDR4-2933/2666 non-ECC (Core i9) or ECC Reg. (Xeon W)Max. 2x TITAN V or NVIDIA V100GPU-Intel1W・ミドルタワーケース、研究室などで利用可能

倍精度浮動小数点演算性能の高いNVIDIA TITAN V、NVIDIA V100Sを最大2枚まで搭載可能なタワー型計算機、ワークステーションです。CPUはCore-X (Core i9)もしくはXeon W-2000シリーズを搭載可能です。

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仕様概略

  • CPUはIntel Core-Xシリーズ(X299チップセット)もしくはXeon W-2000シリーズ(C422チップセット)から選択可能です。GPUでの計算を目的としているため、CPUにはそれほど高い負荷をかけないことを前提に空冷となります。
  • メモリはCore-Xの場合はnon-ECC, Xeon Wの場合はECC Registeredメモリとなります。
  • GPUは倍精度演算性能の高いTITAN VもしくはNVIDIA V100Sから選択可能です。どちらの場合も最大2枚まで搭載することができます。
  • ケースはTITAN V、V100Sのどちらを搭載した場合でも一般的な研究室(実験室)などに置けるタワー型ケースです。

モデル名:GPU-Intel1W

Case-epyc1w-7002-midtower

※ケース外観はイメージです。

基本仕様

  • Chipset: Intel X299 or C422
  • CPU : Core-i9 (X299) or Xeon W-2000 (C422)
  • CPUクーラー:空冷
  • RAM : DDR4-2933/2666 non-ECC (X299) or ECC Reg. (C422)
  • Video: Onboard VGA(※TITAN V搭載の場合はTITAN Vからモニタ出力可)
  • GPGPU: TITAN V or V100S (最大2枚)
  • CASE: ATXミドルタワーケース(サイズは構成によって変わります)
  • LAN: 2x GbE
  • SSD: 2.5インチSSD or M.2 SSD
  • HDD: 3.5インチHDD
  • PSU: ATX電源(容量は構成に依存)
  • DVD: 搭載不可
  • キーボード: 日本語有線キーボード
  • マウス:光学式マウス
  • OS: Linux

※電源やケースサイズは搭載CPU、搭載GPUの組み合わせやGPU搭載枚数によって変わる可能性があります
※GPUはメモリ量やメモリ帯域幅がそれほど必要ではなく、信頼性が損なわれる可能性のあるnon-ECCメモリで問題がなければTITAN Vが手頃な価格で利用可能です。メモリ量やメモリ帯域幅が必要な場合や、信頼性が求められる用途ではECCメモリを搭載したV100Sが推奨されます。

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ミドルタワーケースでのNVIDIA V100Sの負荷テスト

ミドルタワーケースにNVIDIA V100Sを1台搭載して負荷テストを実施した結果をご紹介いたします。

GPUへ高負荷をかけるツールとしてgpu-burnを用いました。内容としてはcublasライブラリのcublasSgemmもしくはcublasDgemmの呼び出しを繰り返すというものです。本負荷テストではFP64で計算を行うためにDGEMMを呼び出すようにオプションを指定して実行しています。

負荷テストの実施時間は24時間で、テスト中の温度およびクロック周波数のデータはnvidia-smiを用いて1分毎に取得しています。負荷テスト中にGPU温度が75℃を超えることはなく、クロック周波数も1342MHz前後で安定動作するという結果が得られました。

本負荷テスト時の室温は25℃程度で、動作時にラックマウントサーバのような大きな騒音も発生しないため、空調の効いた研究室(実験室)などの環境であれば問題なく利用可能な構成です(実際のGPU温度は室温、CPU負荷、周囲の通風状態などで変動します)。

gpu-burn実行時のNVIDIA V100Sの温度・クロック周波数の時間変動